これからTOEICの勉強を始めようとお考えになっている、TOEIC初心者のあなたへ。
いざ勉強を始めるとなったときに、一番最初にするのが参考書選びだと思います。
ですが、本屋に行ってもネットを見ても、TOEICの本はたくさんあるので、どれを選んだら良いのかわからなくなってしまっているのではないでしょうか。
「あれもこれも…」と良さそうな本を手当たりしだいに買ってしまっても、「積ん読」になってしまうのは目に見えてますよね…。
そこでこちらでは、TOEIC初心者のあなたのために、おすすめのTOEIC参考書をジャンル別にご紹介していきたいと思います。
ぜひ、TOEICの参考書を購入するときの参考にしてくださいね。
TOEICの初心者が参考書を選ぶ際のポイントとは?
自分のレベルに合ったものを選ぶ
参考書は、最終的な目標スコアよりも、自分のレベルに合ったものを優先して選ぶようにしましょう。
目標スコアが現状のレベルに対してあまりにも高い場合に、その目標スコアを目指すための参考書を選んでしまうと、難しすぎて理解できずに挫折してしまう可能性が高くなってしまいます。
それよりも、自分のレベルに合ったものを使うほうが、効率的に勉強することができますし、結果として無駄なくスコアアップにつながります。
目安としては、現在のスコアから100~200点くらい高いスコアを目指すための参考書を選ぶのがよいでしょう。
そして、そのスコアをクリアしてから、次のレベルの参考書に進んでいくようにしましょう。
参考書には、対象となる人や目指すスコアが書かれていることが多いですので、購入する前に確認することをおすすめします。
出版年月がなるべく新しいものを選ぶ
参考書は、出版年月がなるべく新しいものを選ぶようにしましょう。
TOEICの問題の傾向は随時変化していますので、あまりに昔に出版された参考書ですと、最新の傾向に対応できていない可能性があります。
また、TOEICの参考書自体が年々レベルアップしていることからも、できるだけ新しいものや新版・改訂版となっているものを選んだほうが良いでしょう。
なお、2016年5月から試験内容が大きく見直されており、それ以降のものは「新形式」と呼ばれています。
この「新形式」に対応しているかどうかについても、よく確認するようにしましょう。
特に、公式問題集はじめとする模試形式のものは、最新版のものを使うのが理想的です。
なるべく少ない冊数に絞る
参考書は、初心者ほどなるべく少ない冊数に絞ったほうが良いでしょう。
TOEICの参考書は数多くあるので目移りしてしまい、必要以上に購入してしまいがちです。
しかし、勉強する際には、あちこち手を出すと効率が悪いですし、1冊を深く学習したほうが理解度が高まります。
ですので、まずは、
- 単語
- 文法
- 総合対策
- 模試
もし必要ならば、
- リスニング
- リーディング
くらいのジャンルごとで1冊ずつに絞って、その1冊を完璧に仕上げてから次の参考書に進むようにしましょう。
ちなみに、次項ではこれらのジャンルごとに、おすすめの参考書を紹介しています。
TOEICの初心者におすすめの参考書をジャンル別に紹介!
単語帳
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
TOEICの単語帳と言えば、やはり一番におすすめするのは「金のフレーズ」です。
「フレーズで覚える」形式の単語帳で、その信頼性からも高い人気と知名度を誇っており、初心者でも安心して取り組むことができます。
また、単語だけでなく、TOEIC頻出の多義語や定型表現などが掲載されているのも特徴です。
600点~990点までのスコア別に対応しており、TOEICの単語はこれ1冊で十分と言えるでしょう。
TOEICのバイブルと言っても良いほどの存在の本ですね。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
現在のスコアが600点未満ならば、「金のフレーズ」ではなく、姉妹本である入門バージョンの「銀のフレーズ」から無理をせずに始めるのが良いでしょう。
とは言っても、見出し語の約半数は「金フレ」と同じです。
つまり、比較的高いレベルの単語も多数収録していますので、単語については「銀フレ」だけでも600点以上を十分に狙えます。
また、600点以上であっても、復習や再確認のために使うのもおすすめです。
「金フレ」と「銀フレ」で、どちらを購入するか迷ったら、こちらの「銀フレ」を選ぶことをおすすめします。
世界一わかりやすいTOEICテストの英単語
「金フレ」シリーズではない単語帳であれば、「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」をおすすめします。
すべての見出し語に、その語のイメージ・使い方・テストでの出題のされ方など、覚えるきっかけとなるための詳しいコメントがついています。
また、イラストや写真も豊富に掲載されており、覚えやすさを最優先に構成されているのが特徴です。
従来型の単語だけがずらりと並んだ単語帳とは、一線を画す1冊です。
文法
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
- 英語の基礎に不安を感じている
- 英語を勉強しなくなってから、だいぶ時間が経っている
ならば、「中学英語をもう一度 ひとつひとつわかりやすく。」をおすすめします。
この1冊で、中学で学習する英文法を総復習できます。
練習問題も多く掲載されているため、大人の学習者でも着実に基礎を押さえることができるでしょう。
まずは侮らずに、中学レベルの英文法をおさらいしておきましょう。
世界一わかりやすいTOEICテストの英文法
中学レベルの英文法をおさらいしたあとにおすすめしたいのが、「世界一わかりやすいTOEICテストの英文法」です。
こちらは、文法とは言えPart5対策というよりは、リスニングや長文問題も含めたTOEIC全体で必要な文法知識を学ぶための参考書です。
高校の文法の参考書では、TOEICに必要な文法知識を学ぶのには、あまり効率的ではありません。
その点で、唯一と言って良いTOEIC専門の高校レベルの文法参考書として、貴重な1冊です。
「TOEICに特化した文法の参考書が存在しない」ということで作られた参考書です。
総合対策
はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略
TOEICテストの初心者で、どこから手をつければいいのか分からないならば、「はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略」をおすすめします。
TOEICのテストの構成、単語・文法・読解の基礎的な内容から、英語力を伸ばすための勉強法、各パートごとの攻略法までが丁寧に解説されています。
730点を目指す人に向けた攻略ポイントも収録されており、700点以上を狙うレベルまで利用可能です。
また、本番と同様の形式の200問の模試もついていますので、本番に向けた演習や時間配分の確認もしておくことができます。
TOEICテストの総合対策は、この1冊で十分と言って良いでしょう。
模試
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
TOEICを受験するならば、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」は必須です。
TOEICを制作しているETSが、本番の試験と同じ作り方で作成しており、実際の試験に限りなく近い問題を解くことができます。
また、音声も本番と同じナレーターが読んでいますので、彼らの声に慣れることもできます。
随時最新版が出ていますので、新しいものから購入していくのが良いでしょう。
TOEICは過去問が公開されていないため、本番と同様の問題を見ることができるのは、この公式問題集だけです。
リスニング
TOEICの初心者で、これから本格的にリスニング対策を始める際におすすめしたいのが、「世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part1‐4 リスニング]」です。
初心者に向けて、「どうすれば英語を聞き取れるのか?」というところから、実際のテストの問題の解き方まで、丁寧に解説されています。
また、問題の量は多くはありませんが、音声を何度も繰り返し聴くことで、着実にリスニング力やTOEIC問題を解く力が身につくようになっています。
英語を聞き取れる耳をつくることを重要視しているため、効果的にリスニング対策ができます。
リーディング
TOEICの初心者であっても、Part7で得点力を高めたいならば、「世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part7 読解]」をおすすめします。
Part7に特化しており、語彙・文法の知識から問題を解くのに必要なスキルまで、わかりやすい解説で効果的に学習することができます。
「テクニックなどに頼らず、しっかりと理解しながら読んで問題を解いていく」という正攻法の解き方に真正面から向き合い、腰を据えて読解力を身につけるのに最適の1冊です。
単語や文法をひと通り終えたあとに、この参考書を使うことをおすすめします。
実はTOEICの初心者に最もおすすめなのは…?
初心者がTOEICの勉強を独学でしていくのは難しい!?
こちらの記事をここまでお読みになったあなたは、おそらく参考書を使って、TOEICを独学で勉強しようと考えていらっしゃることと思います。
もちろん、独学でTOEICの勉強をしていくことは可能です。
しかし、忙しい日々のなかで、ひとりでTOEICの勉強を進めていくのは、非常に大変なことです。
特に、TOEICの初心者ですと、いざ参考書を手にしたとしても、
- どういうふうに勉強していったらいいんだろう…
- どのくらいの時間、勉強したらいいんだろう…
と途方に暮れてしまうのではないでしょうか。
そんなTOEICの初心者のあなたには、コーチングのサービスがおすすめです。
そして、さまざまなコーチングのサービスがあるなかで、私が最もおすすめしたいのが、ズバリ、
スタディサプリTOEICパーソナルコーチプラン
です。
なぜスタディサプリTOEICパーソナルコーチプランが初心者におすすめなのか?
TOEICの初心者が学習するのに十分な教材が揃っている
これまで、TOEICの初心者向けのおすすめの参考書をご紹介してきました。
ですが、実はスタディサプリTOEICパーソナルコーチプランにも、TOEICの初心者が学習をするのに十分な教材が揃っているんです。
スタディサプリTOEICパーソナルコーチプランでは、スタディサプリTOEICのすべてのコンテンツを利用することができます。
スタディサプリTOEICには、
- 単語
- 文法
- パート別対策(=総合対策)
- リスニング
- リーディング
- 模試
のコンテンツが用意されています。
なかでも、単語と文法については、TOEIC以前の基礎から学習することが可能です。
また、TOEICの学習に必要なさまざまなトレーニングが簡単にできる機能も備えられおり、効率的に勉強できるようになっています。
加えて、スタディサプリTOEICパーソナルコーチプランでは、学習に必要なテキストも用意されています。
ですので、参考書を自分であれこれ考えながら用意する必要はありません。
要するに、参考書選びに悩むことなく、すぐに勉強が始められるということですね。
コーチが勉強法を教えてくれたり学習計画を作ってくれる
スタディサプリTOEICパーソナルコーチプランでは、専属のコーチがさまざまなサポートをしてくれます。
なかでも、初心者にとって最も難しい問題である、
- 勉強法…何をどのように勉強していったら良いのか
- 学習計画…何をどれくらいの時間をかけて勉強していくのか
について、あなたのレベルや学習の進捗に合わせて、細かくカスタマイズして指導してくれます。
このほかにも、毎日の勉強が辛くなった場合には、コーチがチャットで励ましてくれますし、勉強していてわからないところがあった場合には、コーチが丁寧に質問に答えてくれます。
このように、コーチがいろいろな面でサポートしてくれますので、あなたはTOEICの勉強に集中すれば良いだけになります。
かく言う私も、初心者の段階でスタディサプリTOEICのパーソナルコーチプランを受講しました。
その結果、3カ月間で500点台から700点台へと大きくスコアアップさせることができました。
TOEICの初心者だった私が、これだけのスコアアップを実現できたのは、
- スタディサプリTOEICのコンテンツ
- 専属コーチのさまざまなサポート
があったからに間違いありません。
初心者のあなたにこそ、TOEICの勉強に集中し、今後も勉強していくにあたっての基礎を築くためにも、
ぜひスタディサプリTOEICのパーソナルコーチプランの受講をおすすめしたい
と思います。